「読み込みが1秒速くなるとCVRが○%上がる」——サイトスピードとコンバージョンレート(CVR)の関係について、これまで耳にしてきたのはこうした断片的なフレーズばかりだった。しかし、両者の関係をもっと全体的に、シンプルな数式で記述できないだろうか。
14の通販サイトからデータ提供をいただき分析を進めた結果、シンプルな数式でその関係をかなり正確に表現できることが分かった。それが以下の指数減衰モデルである。
「読み込みが1秒速くなるとCVRが○%上がる」——サイトスピードとコンバージョンレート(CVR)の関係について、これまで耳にしてきたのはこうした断片的なフレーズばかりだった。しかし、両者の関係をもっと全体的に、シンプルな数式で記述できないだろうか。
14の通販サイトからデータ提供をいただき分析を進めた結果、シンプルな数式でその関係をかなり正確に表現できることが分かった。それが以下の指数減衰モデルである。
さまざまなサイトでアクセスランキングを目にするが、実際どのくらい採用されているのだろうか? 記事コンテンツを中心としたいわゆるニュース系メディアサイト220サイトについて調査してみた。
その結果、約 74% のサイトでアクセスランキングが表示されている ことがわかった。
また、一般性の高いメディアにはアクセスランキングが多く、専門性が高いメディアには採用が少ない傾向も見られた。
ランキングコーナーの名称もさまざまだが、「アクセスランキング」という呼称が最も多かった。
弊社でGA4を利用したアクセスランキング表示サービス Rankelt4 を運営している一環としての調査だが、メディアサイト運営者の参考になれば幸いである。
メディアサイトについて横断的な調査をしたいと思い、AIでリストを作ってみた。ディープリサーチによるリスト作成がどのくらいの分量まで行ってくれるのかも確かめたかった。
以前であれば数十件でも素人がバランスよく集めるのは大変だったが、今はコーヒーを飲む間にできてしまう。本当にすごい時代になった。
今回の手順と、作成されたリストを共有したい。
なお、SNSやUGCも広い意味ではメディアサイトだが、ここではメディアサイトは「責任編集された記事コンテンツを配信するニュース形式のサイト」としている。
Core Web Vitals をはじめとする多くサイトスピード指標は対数正規分布に基づくとされている。
その計算についてこれまでプロジェクトに応じて実装していたが、共通して利用できるユーティリティライブラリを公開した。
インストールや基本的な使い方は日本語の README を参照されたい。
このブログでは最近、Core Web VitalsやPageSpeed Insightsに関する記事を続けて書いた。
きっかけは2024年11月23日のMTDDC Meetup TOKYO 2024にて登壇させていただくことになり、これまでの集大成を語りたく「これで完璧!超実践的Core Web Vitalsの健全化手法」と仰々しいテーマにしたのだが、プレゼンテーションの構成を検討するうち、話したいことが多すぎてまったく完璧ではなくなってしまった。
そこで講演では話しきれない内容を補完するために、テーマについて詳細な記事を書き始めた。
本記事はその講演のまとめと、これまで書いた記事の総集編をお届けする。
INP(Interaction to Next Paint)は、2023年4月にFID(First Input Delay)と置き換わる形でCore Web Vitalsに昇格した指標だ。
この指標はページの読み込みに関する指標ではなく、ユーザーの操作に対する応答の速さを示す値である。
性能の低いPCを使っていると、画面上のメニューやボタンなどをクリックしてもすぐに反応せずイライラすることがあるだろう。同じ事象はWebページでも起こりうる。それがINPと捉えて間違いない。
本記事では、このINPの改善術について解説する。
Core Web Vitals改善術の一環としてサードパーティタグの扱いについて解説する。
サードパーティタグがCore Web Vitalsに影響するというのは奇異に聞こえるかもしれないが、実は大いに関係がある。
サードパーティタグはGoogle Tag ManagerやGoogle Analyticsに代表される、外部の企業から提供されるHTMLタグであり、そのほとんどはJavaScriptを実行する。JavaScriptの動作は本来とても重いものだ。
多くの企業がサードパーティタグのメリットだけに注目し、負荷については空気のようなものと思い込んでいるが、筆者の経験上、Core Web Vitals改善の鍵はこのサードパーティタグの扱いにあると言っても過言ではない。
いわゆるWeb技術によるスピード改善と、サードパーティタグについて改善は、アプローチも責任者も違う異質な業務となる。そのためひとつの独立した記事として論じたい。
Core Web Vitalsのひとつ、LCP(Largest Contentful Paint)の改善手法について解説する。
同じCore Web VitalsのCLS(Cumulative Layout Shift)は丁寧にコーディングを行えば改善できるが、それに比べてLCPの改善は難しい。
実際にSEOの文脈でCore Web Vitalsが話題になった2021年〜2022年ごろ、CLSの改善は多くのサイトで見られたが、LCPまで改善できたサイトは少ない。
加えて、ネットの記事にはLCPの改善について誤解が多い。よく見られるのが画像の軽量化であるが、画像データがLCP悪化の主な要因であるケースなどほとんどない。
この記事ではLCP改善の実践的な手法を紹介したい。
Core Web Vitalsの中で INP(Interaction to Next Paint) は、実際のユーザーがWebページを操作して初めて計測される指標だ。
そのため指標が悪い原因を正確に特定するのが難しい。
そこでユーザー環境で生じたINPを計測、BigQueryに収集し、調査に活かす仕組みを構築した。
そのデータを用い、理論に頼るだけではない実践的なINPの改善提案サービスを開始する。
Core Web Vitalsのひとつ、CLS(Cumulative Layout Shift)の改善方法について解説する。
CLSの改善は他の指標に比べて難しくはない。丁寧にコーディングを行うことでほぼ解決できる。それゆえ改善済みのサイトも多い。
しかしJavaScriptによるコンポーネントのレイアウトを制御できていないWebページはまだ散見される。
この記事ではJavaScriptによるコンテンツの挿入が行われるページや、カルーセルスライダーを用いたページについて実践的なアドバイスを記した。
アクセスランキングはWebサイトの人気機能のひとつであるが、弊社ではGA4を活用したアクセスランキング表示のWebサービス Ranklet4 を提供している。
「どのサイトでもGoogle Analyticsでアクセス解析をしているのだから、そのデータを活用してアクセスランキングを簡単に表示できるようにしよう」というアイデアから始めた無料サービスだ。
Google Analytics(以下GA4)のデータを使うのは、単に「せっかくデータを取っているから」といった受け身な理由に限らない。アクセスランキングを自前で実現するのはなかなか大変なのだ。
そんなアクセスランキング実現のつらみと、GA4を活用することの意義について話をしたい。
以前こちらの記事「サイトスピードと幸福の心理学」の要約をXに載せた。サイトスピードに関する心理学的エピソード集で大変面白かった。
「サイトの速度と人間の幸福の心理学」
— アイデアマンズ@フロントエンドWeb高速化 (@ideamans) February 1, 2024
The psychology of site speed and human happinesshttps://t.co/UfaSTXQIOg
この記事のトピックをまとめてみました。
1.
当たり前だが人間は待ち時間が嫌い。待たされるくらいなら歩かされた方がまし、というくらい。…