Web開発は特に、ほとんどOSSの組み合わせと言ってよい。自分では何を書くかというと、ユニークなコアロジックや、アプリケーション固有のビジネスロジック、そしてそれらとOSS同士をつなぐ「接着コード」と言ってよいのだが、ビジネスロジックと接着コードは癒着しやすく肥大化しやすい。そうすると技術負債になる可能性が高い。
なぜ接着コード肥大化するかというと、「ちょうどいい粒度の部品」がないからだ。別にぴったりちょうどいいOSSがあればそれを使いたいのだが、それがないから接着コードにロジックを書いて、OSSの組み合わせを新たに書く。それがビジネスロジックと地続きに癒着していってしまう。